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小説「エミリの小さな包丁」あらすじと感想【ネタバレなし】森沢明夫作

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「エミリの小さな包丁」を読みました。

とても読みやすく感動的なストーリーでした。

生活に疲れていて、何か癒やしが欲しいというような人にピッタリの小説です。

魚料理が食べたくなりました。

あらすじ

何かの理由で生活に疲れている主人公のエミリ。

ひょんなことから田舎の港町に住んでいるおじいちゃんのところで生活することになり電車で向かいます。

おじいちゃんは魚を釣りして手に入れたり、風鈴を作って生活しています。

エミリはおじいちゃんとの生活の中で魚料理を教えてもらったり、地元の人々の交流をします。

やがてエミリの過去が暴かれていき・・・

というようなあらすじです。

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感想

料理が美味しそう

カサゴの刺し身がとても美味しそうでした。

家を訪ねた初日の晩飯に出てきたのがカサゴの刺し身でした。

しかもカサゴは、その日の内に二人で釣ってきたものです。現地調達。

釣ってきた魚をそのまま刺し身にするということは鮮度がこの上なく高いということです。

鮮度の高い刺し身がまずいわけないですよね笑。

主人公は刺し身の旨さに感動します。そして都会生活の辛さを思い出し、現在は安息の地にいることに安堵し涙します。

カサゴの刺し身は大人を涙させるほどの旨さがあるということに驚きました。ぜひとも食べてみたいです。

その他にも、新鮮ななめろうやサワラのマーマレード焼きなど変わったものなどたくさんの料理が出てきてどれも喉を鳴らすほど美味しそうなのです。

私も漁港の町に行って魚料理を食べてみたくなりました。

魅力的なおじいちゃん

この小説のお気に入りポイントは色々あるんですが、やっぱりひとつ上げるとしたらおじいちゃんです。

このおじいちゃんかなり魅力的なキャラなんですよね。たまに名言を吐いたり。

特に印象になったのは、「幸せになるより満足することだ」というような言葉です。

主人公が居候させてもらっているおじいさんの言葉です。

おじいさんは毎日同じ時間に起き、ご飯を毎食手作りし鉄の風船を作り釣りする毎日を送っています。

昨今言われている丁寧な暮らしの体現者です。本人はそんなこと意識していないけど。

そんなおじいさんが幸せより満足することが大切だと言います。

満足とはなにか。自分に課せられた仕事をきっちりやるということだと思います。

仕事は労働だけではありません。ご飯を作ることや、本を読むこと、釣りをすることなども含まれます。

ひとつひとつの活動をいい加減な気持ちでやらず自分が納得する程度に行うこと。

それが満足と言っているのです。

私は最近結構だらしない生活を送っているので、心にグサッと刺さりました。

これからは丁寧な暮らしを心がけようと思います。

伏線がすごい

伏線が丁寧に貼られています。

何気ない言葉や描写などが終盤で見事に回収されます。

とくに序盤から登場する風鈴が重要になっています。

綺麗に伏線が回収されるとぞわってなりますよね。

伏線回収が好きな人にはたまらない作品になっています。

最後に

とても面白い小説でした。

ストーリーの面白さもあり、何より登場人物が魅力的です。

魚料理も丁寧に描写されていて食べたくなります。

本記事を読んで、興味を持たれた方はぜひ森沢明夫著「エミリの小さな包丁」を読んでみてください。

エミリの小さな包丁

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